安心安全で美味しい柿は、様々な工程を経て、みなさまのお手元に届きます。
最後は人の手でひとつひとつ丁寧に...。
今回は、JAならけんの柿の選果作業をご紹介します。
~生産者さんから原料の持込~
コンテナに入れ持ち込まれた柿を選果ラインに流します。
~目視検査選別~
ひとつひとつ確認し、選別ラインに並べます。
果実と葉の間のヘタの部分にムシがいないか、果実が柔らかすぎないかなどを確認し、品質に不具合のあるものはここで取り除きます。
~光センサー選果~
糖度・形状をセンサーで確認します。
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等級(秀、優など)・階級(L、Mなど)の規格ごとに流れていきます。
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ひとつひとつ緩衝材をつけながら箱詰めをします。
~出荷~
なぜ、渋柿は渋いの??
柿に含まれるタンニンという渋み成分が口の中に溶けだし、渋みを感じるからです。
渋柿を渋抜きすると、タンニンが可溶性から非可溶性に変化することによって、食べても渋みを感じなくなります。
渋柿の場合は生産者さんが持ち込んだ後、目視検査選別などの選果作業の前に、下記工程が追加されます。
~脱渋工程(渋抜き)~
コンテナごと脱渋倉庫に搬入します。
炭酸ガスを充満させ16℃で20時間、脱渋を行います。
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1日なじませます
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選果作業へ
丁寧な選果作業の後、世に送り出される柿たち。
柿の圃場で育ちみなさまに届けられるまで、愛情をたっぷり受けた美味しい旬の柿を是非おためしください!