JA鳥取中央の紹介
目次
⚫︎JA鳥取中央の概要
⚫︎JA鳥取中央の特産品
− 和梨
− すいか
− 長芋
− らっきょう
− 和牛
⚫︎JA鳥取中央に行ってみよう！
− JAの直売所
− おすすめの観光スポット
− おすすめのグルメ
JA鳥取中央は、その名の通り鳥取県の中部に位置するJAです。
１市４町（倉吉市、三朝町、北栄町、湯梨浜町、琴浦町）で構成されます。
地形で見ると、海岸部に広がる砂丘地帯、水田平野、大山山麓の中山間地帯と、大きく３つに分類されます。
JA鳥取中央の管内では、二十世紀に代表される梨の栽培はもちろん、砂地を活かした長芋やラッキョウの栽培や、中山間地帯での酪農や畜産業などが盛んです。
和梨
鳥取県と言えば「二十世紀」
1904年から栽培が続いている、鳥取県の顔ともいえる梨です。
甘さに加えてさわやかな酸味がある味わいで、シャキシャキの食感とジューシーさから人気の青梨です。
JA鳥取中央でも、新品種が台頭してきている中、まだまだ主力品種として頑張っています。
赤梨と青梨の良いとこどり「秋栄」
「おさ二十世紀」と赤梨の代表品種「幸水」を掛け合わせて、1997年に品種登録されました。
青梨の歯ざわりの良さやすっきり感と、赤梨の甘さを良いとこ取りした味わいが特長です。
果肉が水浸状（りんごで言えば蜜入りの状態）になりやすいのですが、その味わいから、根強い人気があります。
鳥取県オリジナルブランド梨「新甘泉」
「筑水」に「おさ二十世紀」を掛け合わせて生まれた、鳥取県オリジナル品種です。
20年以上の長い歳月をかけ育成され、2008年に品種登録されました。
非常に糖度が高く、濃厚な甘さが特長で、二十世紀と同様に鳥取県の顔となる梨として、期待されています。
このほかにも、JA鳥取中央では様々な梨を栽培しています。
以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
JA鳥取中央のすいかは、すいかの一大産地で、国内でもトップクラスのブランドを確立しています。
春の豊かな日の光を存分に受け、大きく甘いすいかが育ちます。
全国的によく知られる北栄町の「大栄西瓜®」を筆頭に、「倉吉すいか」、琴浦の「がぶりこ」などの栽培が盛んです。
北栄町海岸部に広がる水はけの良い砂丘地帯を利用し、「砂丘ながいも」を栽培してきました。
年々人気が高まっているのが「ねばりっこ」です。
鳥取県の園芸試験場で、「長芋」と「いちょういも」を掛け合わせることによって、より粘り気が強く、折れにくい品種「ねばりっこ」の開発に成功し、2002年に品種登録されました。
「ねばりっこ」は、従来の「砂丘ながいも」に比べ粘りが強く折れにくいだけでなく、肉質が緻密でアクが少なく、より甘みとコクがあります。
長芋の赤ちゃんである「むかご」から育てなければならないため、栽培に手間がかかりますが、その美味しさから、人気の長芋です。
らっきょうは、長芋同様、北栄町で行われる砂丘農業の中心品目です。
シャキシャキとした歯切れの良さ、白く美しい見た目は砂丘栽培ならでは。
灌水設備も整備し、適切な栽培管理をすることにより、高品質ならっきょうが生み出されます。
県内では大玉で細長い「らくだ系」の栽培が主流ですが、JA鳥取中央では小玉で食感が際立ち、特有の匂いも控えめな「玉系」も栽培しています。
鳥取県では、江戸時代から和牛の産地として良牛が受け継がれてきました。
1966年には、鳥取の雄牛「気高」号が、第1回全国和牛能力共進会肉牛の部で栄えある1等賞に輝き、その子孫が日本各地に広がり、ブランド和牛のルーツとなりました。
ブランド和牛の故郷ともいえる鳥取県で肥育された黒毛和種を、鳥取和牛と呼びます。
JA鳥取中央では、倉吉市に2つ、琴浦町に1つ、湯梨浜町に1つ、計4つの直売所を運営しています。
四季折々の農産物はもちろん、畜産物や加工品も販売しています。
ぜひお立ち寄りください！
エースパックなしっこ館（鳥取二十世紀梨記念館）（倉吉市）
エースパックなしっこ館のシンボル 樹齢74年の二十世紀の巨木
鳥取といえば、二十世紀。
二十世紀についてもっと知りたい！という方は、エースパックなしっこ館へぜひ行ってみてください。
一年中、梨の食べ比べを実施しています。お子様の食育にもおすすめの記念館です。
エースパックなしっこ館の公式HP →
青山剛昌ふるさと館（北栄町）
北栄町は、「名探偵コナン」の作者として知られる青山剛昌氏のふるさとです。
作者の生い立ちや関連作品の紹介のほか、「名探偵コナン」に登場する発明品やトリックを体験できます。
まさに青山ワールドを堪能できる施設です。
青山剛昌ふるさと館の公式HP →
打吹公園（倉吉市）
打吹公園は、大正天皇が皇太子であった頃、山陰に訪れたことを記念し、1904年に造園されました。
桜の名所として知られるほか、周辺には昔ながらの町並みが並ぶ白壁土蔵群がある人気のスポットとなっています。
関金温泉（倉吉市）
関金温泉は、約1300年前に開湯したともいわれており、日本の名湯百選にも選ばれています。
国内有数のラジウム含有量を誇り、無色透明の湯が非常に美しいことから「白金（しろがね）の湯」とも呼ばれます。
白いか
初夏から秋にかけての日本海、漁り火が灯る中で一本釣りされるケンサキイカを、「白いか」と呼びます。
甘みが強く濃厚な味、歯ごたえが魅力の鳥取を代表する味覚です。
モサエビ
標準和名はクロザコエビ。日本海沿岸で漁獲され、鳥取県では、「モサエビ」と呼びます。
鮮度劣化が早く流通しにくいことに加え、漁獲時期がカニと重なる期間が長く、隠れた存在です。
プリプリの弾力ある食感で旨味が強く、甘えびよりも美味しいとも言われます。
地元でしか味わえない貴重な味覚です。
岩ガキ（夏輝）
鳥取の岩ガキは夏が旬。素潜りなどで獲られた天然物が一般的。
かなり大きく成長しますが、決して大味ではなく、濃厚な海の味わいがたっぷり詰まっています。
殻長が13cm以上ある高品質な岩ガキは、「夏輝」というブランドで販売されています。
牛骨ラーメン
鳥取県中西部のご当地麵です。全国的に、ラーメンの動物系スープと言えば、鶏ガラや豚骨が多く、牛骨には馴染みがないのではないでしょうか。
牛脂独特の甘みと旨味、香ばしさは、牛骨ラーメンならでは。
意外に思われるかもしれませんが、後味にくどさはなく、優しい味わいでとても美味しいです！