丹波篠山の恵み・「丹波篠山 山の芋」(取材日:2022年11月25日)

 JA丹波ささやまは、平成14年10月1日に2JA(旧丹波農協と旧篠山町農協)が合併し、発足してから、令和4年で20周年を迎えました。
 丹波篠山はまわりを西丹波の山々に囲まれた地域です。昼間の気温は高く、夜は冷涼という内陸盆地特有の気候と肥沃な土壌が丹波篠山独特の味を生み出しており、「黒枝豆」「山の芋」「丹波栗」を始め「黒大豆」「大納言小豆」など全国に誇る逸品を育て上げています。
 晩秋の朝、丹波篠山は濃い霧のヴェールに包まれます。「山の芋」は、このころに収穫されることから別名「霧芋」とも呼ばれます。
黒くゴツゴツとした外観とは対照的に、中身は純白できめ細やかで、他の芋類にはない強い粘りに加え、上質な蛋白質と消化酵素を多く含み、昔から強壮・強精の元となる栄養豊富な食品です。
山の芋は、他の芋とは違い小芽(新芽)が親芽(種芋)の下にできることから、親をかつぐ芋=親孝行芽(親孝行芋)として縁起物とされ、昔からお正月などのめでたい席で食べられてきました。

1.「丹波篠山 山の芋」の一年

 4月に前年に収穫した種芋を切り分けて定植し、11月~12月上旬に収穫します。(一つの種芋から一つしか収穫されません)

※JA丹波ささやまより画像提供

2.11月収穫~選果場での作業

 11月に入り山の芋の収穫が始まり、14日からは選果作業も始まりました。今年は肥大期(7月下旬~8月)に雨が降り、硬い土の中で引き締められながら大きくなったので、形が多少いびつで大きいサイズが多いです。(令和4年産収量見通しは、前年並みの約80t)
<等級選別>
 選果場では、初めに集まった山の芋の等級選別を行い、外観の形状、傷、病害虫被害やカビ等の有無により、「特」「秀」「優」「外品」に分けます。

<階級選別>
 等級選別した山の芋は、次に、重量選別機で階級選別を行います。重量により、3L、2L、L、M、Sの5つに区別されます。

 等階級毎に選別された山の芋は、直販向け、市場向け(8㎏)、加工向け(15kg)に箱詰めされます。直販向けや市場向けは、撥水の蝋引きされた箱に、ぬかが緩衝材となる形態の箱を使用し、品質を維持して出荷します。

3.品質向上のために「土作りと種芋の選び方」が重要

 選別された山の芋の中から最初に行われるのは、翌年の「種芋」選びです。
上から2番目の等階級である「秀L」から選ぶことで、良い遺伝子を持った種芋を確保します。(約8tを目標に集めます)
 また、今期の状況を踏まえて秋・冬に絶対するべき圃場準備や、貯蔵中の種芋の管理などが記載された「丹波篠山山の芋通信」が配信され、次年度に向けてのブランド維持のための取り組みが始まっています。

4.JA丹波ささやま 直売所「味土里館」について

 JA直売所「味土里館」では、葉物や土物の野菜類や「丹波篠山こしひかり」、また肉類を始め、農産加工品等が多く販売されていました。
「住山ごぼう」というコンパクトなごぼうや丹波篠山伝統野菜「天内芋(里芋)」や「菊芋」等、特徴的な商品が多数ありました。
農産加工品では、丹波篠山市産の黒大豆、大納言小豆を始め、丹波黒しぼり納豆、黒豆、栗甘露煮、丹波黒のぽん酢やドレッシング等、また、香川県高松市の製麺会社と共同開発した「丹波篠山茶うどん」がありました。

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